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泳ぐのに、安全でも適切でもありません(江國 香織)

07-20,2011

江國さんの本を何度かタイトルもまともに覚えず読むことが多い。

この本は、女性の生き方(恋愛)の話が書いてあって 海を泳ぐなという意味で 英語で「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」という表記があるという。

駄目だと頭でわかっていても、何かについ流されて生きて。

そして後悔して、また決心する。

家族と食事をしながらふと目にした泳いではいけない場所に設置された看板に、その曖昧な言葉を思い出す。


この話を読んで、このフレーズにはもうひとつ意味がある気がした。

「泳ぐのに(生きるのに)安全でも適切でもない」という意味にとれた、小気味いい話だった。


ただこの話に出てくる女性の生き方には好き嫌いのでる話だった。

付き合う男は、なんとなく体と金を求めてくるだけの男で、結婚対象ではない。
そんなやつと何となく共にすごし続けている、どうにかしなくてはという気持ちとどうすればいいのか検討(見通し)もついていない人生。

出てくる女性も、出てくる男性のごとく 決して良い生き方をしているわけではない。

話のテーマ、内容的に 最悪な陰鬱とした後味の悪い話であってもおかしくない。

それが、最後に出てくる「安全でも適切でもない」というフレーズでさっぱりとオチがついてる。


自分自身、あまりこういう駄目な話を好んでは読まない(不愉快が多い)けど、不愉快だけではない女性の葛藤とさっぱり感が混じる話だった。
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